あにーのブログ

YouTubeのゲーム実況者。ゲーム、書籍、その他好きなことについて書きます。

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これから実況したい、オススメのゲームランキングBEST5

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

 

今回は、実況者としては一番シンプルで書きやすいネタかな。

 

これから実況したいゲームランキングBEST5について書いていこうと思います!

 

うーん、ベストって書いちゃうと厳密に順位分けしないといけないからちょっとアレなんだけど、まあ早速5位からやっていこうと思いますよ!

 

ちなみに、書いていくにつれて懐かしいゲームを色々思い出したので、それらも一緒に紹介します。

 

よろしくお願いします!

 

 

 第5位

 

はい、それでは第5位〜

 

『がんばれゴエモンシリーズ』

 

ゴエモンはね、なんだかんだ2D横スクロールco-op(言い方がわからん)、つまり協力プレイにおいてベストなシリーズなんですよね。

 

今まで、チャンネルでもPSの『大江戸大回転』というタイトルを実況していて、それはシリーズの敵キャラやBGMを混ぜこぜにして再構成したものだったんだけど、やっぱりオットー(弟)との協力プレイはだいたい面白い。(少なくともやってる方は。実況動画としては、賛否両論あるでしょう)

 

 

あと同じ系統のゲームで言うと、『ソルトアンドサンクチュアリ』、これもチャンネルでやりました。これに関しては2D版ダークソウルみたいな感じで、ゴエモンとは全然毛色が違うし、ハードもsteamとかSwitchのゲームなので普通に新しいんだけど、協力プレイということで、最後まで楽しんでやれました。てか2周したし(笑)

 

 

store.steampowered.com

 

ec.nintendo.com

 

なので、同じ画面で2人プレイという形式は、僕らにとってわりと安定感のある録り方で、それがコンスタントにできるのはゴエモンシリーズかなっていう。特にスーファミの3部作ですね。『1雪姫・2マッギネス・3獅子重六兵衛』。この中だと2は小さいころにめちゃくちゃやったんですけど、1は最初の方のステージをやったり、動画で見たことあるくらい。3は中盤でやめたので、2人でしっかりクリアしたいですね。

 

あとニンテンドー64でも、『でろでろ道中』という、同じ横スクロールで4人まで同時プレイできるやつがあって、めっちゃ完成度高いゲームなんだけど、それも昔めちゃくちゃやったので、何か縛りなどの企画を立ち上げないと普通にはできないかなと思います。

 

2人プレイできないゴエモンも面白いやつは色々あって、64の『ネオ桃山幕府』とPS2の『冒険忍者活劇ゴエモン』がイチオシ。前者なら僕のソロで、後者はオットーがえらい懐かしがってるので(僕は動画で見たけどオットーは昔やってた記憶しかないから)、オットーがプレイ、僕が横で見てる形式もいいかなと思います。(この形式でうまくいった経験があまりなくて、PSのドラえもん2とPCゲームのIbくらいなんだけど、今回ちゃんとできるかはわからん笑)

 

 

 

あと最後の目玉にゲームボーイの『鍋奉行』ていうのがあって、これが僕のフェイバリット。いつものアクションじゃなくて、妖怪を仲間にしながら日本全国を行脚する純RPGなんですけど、まあ風情の塊。北海道雪まつりとか、別府温泉とか、良いですよね。クリア後は四神を始めとする神々に挑戦とかもあるし、とにかくめっちゃ好きなゲーム。今回ベスト1位にするゲームもそうだけど、レトロフリークはこれをやるために買ったといっても過言じゃない。いや〜実況したいゲームがたくさんあるって、良いことですね。長く続けるためにも健康に気をつけよう(笑)

 

 

第4位

 

さて、次は第4位行きましょうか。

 

ドンっ!『ロックマンエグゼシリーズ』

 

でました神ゲー。と言っても僕が既プレイなのは2と5のチームカーネルのみです(後者の記憶が全くと言っていい程ない笑)。

 

通常のロックマンやロックマンゼロシリーズと比べて良い点はもちろん、カードゲームの要素を多分に含んだ戦略アクションだということ。このゲームシリーズ、画期的すぎて、今思えばそれこそフロムの死にゲーみたいに、各所でパクられまくっても仕方ないレベルの出来だけど、意外と似たようなゲームがない。ネット上でほぼおんなじみたいなゲームが1個有名になったけど、後は知らないんですよね。なんでや??

 

カードバトルだけじゃなく、ちゃんと1〜7の中で差別化もされていて、とりわけ2のスタイルチェンジシステムは通信対戦も相まって、かなりエキサイティングでした。たしか僕は小学生の時初見プレイでバスターばっか使ってたのでガッツスタイルになったんですが、その後何回かプレイする中で、ナビをたくさんデッキに入れられるブラザースタイルとかも使ってました。今考えたら絶対手札が2枚増えるカスタム?スタイルが一番強いんだけど、出すのが結構難しかったイメージがあります(笑)

 

また、スタイルの属性は完全にランダムで、それによってチャージショットの形状が変わりました。僕は炎や水を使ってたんですが、友達のコガラシ(木属性のチャージショット)に粉砕されて、びっくりしました(当たるとコガラシが一番食らう)!でも、あれ結局エレキが最強ですよね。敵が麻痺してる間に本命のチップ攻撃を当てられるので(笑)もちろんストーリーも、ロックマンの核心に迫る感じで良かった!思い出の一作です。

 

 

あと、仲間キャラや敵のナビが個性的なのもいいですよね!主人公の熱斗の周りのキャラは省くとして(笑)、敵のフォルテとかヒノケンとか、有名どころだと3のセレナードとか(1人人間が混じっているぞ?)。色々なものをモチーフにした敵が出てくるんですが、どれもしっかり戦闘を面白くするような元ネタばかりを選んでいて、さすがだなと思います。2のクイックマンとかナイトマンとか、めっちゃ記憶に残ってます(笑)

 

ロックマンエグゼシリーズ、初見の番号は普通にプレイするとして、これもゴエモンシリーズと同じく、既プレイのものをどう面白く実況できるかが鍵になってきますが、どうせやるなら「YouTubeでエグゼシリーズと言えば、あにー」くらいになりたいですね(無謀)!

 

動画投稿期待していて下さい!

 

 

第3位

 

まだまだ行きましょう、第3位!

 

ここでちょっと意外なチョイスか?

『オクトパス・トラベラー』

 

 

このゲームはね〜、かなり昔からやりたいんだけど、やれてない(泣)

 

色々事情はあるんですが、このゲームは僕も博士もやりたい、というのがわりと問題で。

 

ふつーこの手のゲームで2人で実況するなら、ゴエモンのトコにも書きましたが、1人プレイで1人が助手席ですよね。この形式ってうまくやらないとソロより質が落ちる危険性もあるんですが、オクトパスはRPG。長時間のコマンドバトルを2人のトークで繋ぐのって、中々難しいと思うんです(やったことすらない)。初見のFFシリーズとかを2人実況するようなものなので(笑)ストーリーへの感情移入も甘くなるし、以前の「龍が如く実況アフレコばっかでつまらん問題」みたいなのも絡んでくるし、なんだったらオクトパスムズイらしいですからね?(笑)ちょっとヤバイんじゃないかと。

 

なので実現可能かは分かりませんが(それかソロでやるかも)、依然としてやりたいゲーム上位ではあります。「ちょっと前に発売されてて結構有名になってたけど実況でやってなかった」ソフト群ではダントツのやりたさですね。ちなみに『ニーア・オート・マタ』とか『デトロイトビカムヒューマン』、『キングダムハーツ3』とかもその類です。あ〜、でも1個評価が変わってきたソフトがあって、それが『ドラクエ11』。というのも、スマブラで勇者を使ってみたんですが、技の出は遅いんですが使ってて楽しくって(笑)呪文のリストとか見てたらドラクエやってみたいな、と思うようになりました(笑)なのでこの3位はオクトパスとドラクエ11ということで(笑)

 

 

RPGの実況ですごくヒットしたのって、YouTubeではあんまり印象になくて、昔のニコニコばっか思い出されますけど、ゆとりFF4、留守番と間違われるあにぃさんのFF9、obasanのFF6、revinさんの「FF3やで」、みんなソロ実況ですよね。ボルゾイ企画のファファファーファファイファンファイブは2人か。結局あれが一番好きなんですが、まあボルゾイは個別記事でくそ長文を書くことにしましょう(信者並感)。あ、ポケモンも伸びてるやつは全部企画もののソロ実況ですね。

 

そういう意味では、僕のチャンネルでもまだ正統派RPGは2人で実況できてないことになります。純粋に実況者として、チャレンジしてみたい分野ですね。(奇しくもドラクエ11もRPG)

 

以上でーす。

 

 

第2位

 

え〜佳境に入って参りました第2位。

 

・・・ちょっとタメましょうか。

 

 

 

 

・・・あんま意味ないなこれ(笑)

 

2位は、『ポケモン剣盾』

 

鉄板。

 

ポケモンの最新作はね、そりゃやりますよあなた(笑)ただ、ちょっと考えてることがあるので、それだけ書いときます。

 

ポケモンね、ウルトラムーンだけチャンネルとして実況したんだけど、実は結構やってない世代が多くて。それをやってから剣盾に行くのも悪くないかなっていう。

 

そう思ってプラチナとブラック2をやったんだけど、その時期がちょうど「英語クレイジー」の期間で(笑)両方とも英語でやっちゃったんですよね。

 

だからポケモンの名前とかキャラ名とか地名とか、全然違くて、これだと剣盾を実況用に日本語でやる場合も、全然旧作のデータが頭に入ってないなっていう(笑)

 

まああとは、やっぱりポケモン程度の文章だと英語にしないとやりがいがないなっていうのも正直あって。多分剣盾も英語でやるのかなーと思います。(実はX,Yがまだできていないという問題もあるが)

 

それで思ってるのが、「英語版ってみんな見る気する?」ってこと(笑)僕もあんまり英語英語(誤字ではない)してない時に検索で見かけた覚えはあるけど、ニッチというかなんというか、ある層しか見なさそうな感じはするよね(笑)まあポケモンなんて無限人が実況してるんだから、ここらで差別化を狙っていきますか、ていう見方もあるんだけど。かなり迷ってます。

 

一応既に買ってはあるし、多分オットーが先に生配信でシールドの実況を始めそうな雰囲気ですが(編集後記: オットー剣盾配信始めました。チャンネル登録してやってな!→オットーの生放送 - YouTube)、ちょっとしばらく考えたいと思います。対戦企画とかやってみようかな!ポケモンに関してはこれくらいで。

 

 

 

第1位

 

・・・さて、この記事もそこそこ長くなってきましたが、ラストになります。

 

 

第1位。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ザ・グレイトバトルV』

 

 

・・・なにそれ?

 

説明させて下さい!(笑)

 

このゲームはスーファミのゲームで、いわゆるコンパチものの横スクロールアクションです。

 

小さい頃オットーと一緒にやってたんだけど、全部クリアできたことがないんですよね。それで、最近思い出して買ってきたんだけど実機がもうなくて(笑)さっきも書いてたけど、レトロフリークを買いました。(最近生配信でやった『風来のシレン』の実況はレトロフリークでやりました)

 

まあゴエモンとシステムは一緒で、横スクロール同時プレイをやりたいわけなんですけど、一番早く実現しそう、ということもあって1位になりました!

 

結構思い入れは深くて、僕がツイッターのヘッダーにしてる6x2のゲームの画像は、大学以降ゲームから離れてしまうまでにハマった懐かしいゲーム達なんですが(変更の可能性あり)、それの1つに入っているくらいには好きです。ちなみに操作キャラはオリジナルキャラのロア、ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーなんだけど、僕はウルトラマンの保安官ぽい格好が好きで、よく使ってました!(笑)

 

3月以降2人で実況活動をするチャンスも増えると思うので、もちろん途中までしか録れていない実況シリーズを優先するとは思いますが、ぜひ実現させたい実況プレイシリーズです。

 

 

おわりに

 

というわけで、今回は実況してみたいゲームをランキング形式で発表してみました!

 

最近は海外の面白いゲームもどんどんフューチャーされるようになってきて、steamでそれを楽しめたり、スイッチやPS4に移植されたりと、コンシューマーが手に取るハードルもウンと下がったなという感覚があります。

 

今回挙げたゲームだけでなく、もっと広い視野でゲームをリサーチして、本当にやりたいものをプレイしていきたいですね!もちろんブログの更新も最低週1回はやっていきたいと思います。2つやることがあって、力が拡散してしまうのではないか?という危惧もあるのですが、僕にとっては両方、ネット人格(?)『あにー』に注力していることには変わりありません。Yes, we can!!

 

読んでくれてありがとうございました!

【書評】健康に配慮する人が買うべきたった1つのモノ(最高の体調)

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

 

今回も書評記事を書いていこうと思います。

 

つっても有名な本だから知ってる人も多いかな。『最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~』です。

 

 

 

 

この本もすごくためになったから2回読んでいて、その結果自分でも取り入れられる究極にシンプルな1つの行動をしました。

 

数字とかで目に見えて効果が分かるタイプの方策ではないけど、自分の中では「多分やってよかったんだろうな」という薄くとも確かな実感があります。

 

よかったら参考にしてみて下さい。

 

 

結論

 

はい、では早速結論から。

 

「部屋に観葉植物を置け、そしてできればPCとスマホの壁紙を森にしろ」

 

これだけ(笑)

 

このブログの読者層で一軒家に住んでいる人は多分実家住みだと思うんですが、その場合は自室に、という意味です。一番滞在時間が長いはずだから。

 

そうでない人(マンションに部屋借りてる人とか寮生活の人)は、単純に寝たり勉強したりパソコン置いたりしてる、その部屋でいいです。

 

「はあ!?植物1個で何が変わんねん??」

 

そう思いでしょう。僕もそうでした(笑)

 

ここからは『最高の体調』をチラ見しながら(といいつつ毎回記事書き終わってから本を開く人笑)、植物の万能性について語っていきます。

 

 

前提

 

まず前提として、現代科学によると、現代人の健康を阻む最も大きな要因、これは"炎症"(inflammation)だと言われています。

 

一口に炎症と言っても色んな形で現れるのですが、今我々の生活を脅かしている大半の健康問題は、元を正せばこの炎症が原因になっているようです。

 

では、どうすればこの炎症を回避できるか。

 

これを考えていく上で重要になるのが、そもそもなぜ人体は炎症を起こすのか、です。

 

この問題の答えは、ストレス

私たちの体は何らかのストレスを感じた時に、その反応として、内部又は外部で炎症を起こす仕組みになっています。

 

「え、俺生活してて特にストレス感じることないけど??」

 

それはよかったですね(笑顔)

実は僕もそんなにストレスはないです。(そのわりには生放送とか見返すと、うまくいかない時わりと口悪い)

 

ただ、そういう人も気づいていないだけで、体は必ず炎症を起こしています。なぜなら、炎症は現代人共通の問題だからです。

 

 

というのも、そもそも僕たちのこの、コンクリートに囲まれ電化製品その他のテクノロジーを使い、自然に触れるよりもゲームに触れる(これは俺だけか?)生活って、人類史的に見ていつから始まったんでしたっけ?

 

めちゃ最近ですよね(笑)ゲーム云々は置いといて(それだとマジで1980年代とかからになる)、いわゆるテクノロジーが始まったのは産業革命の蒸気機関をベースに考えても18世紀末とか。生命ができた46億年前とかに遡る気はありませんが、人類が誕生してしばらく経って四大文明がうんちゃらみたいな時からずっとメインの産業(?)といえば、狩猟採集か農業畜産業辺りなわけです。(理系受験で歴史関係はちょいちょい教養関連の書籍で埋めてきただけなので、未だにそんなに得意じゃないです。いっそのこと勉強してそれをブログ記事にしてやろーか?)

 

そんな云千万年の間培ってきた自然と共存する生活スタイルを、たった数百年でコンクリートジャングルの世界にアジャストできますか?・・・まあ、物理的にはできますよ(今やってる)でも人体にとっては、やっぱ慣れない。そのストレスへの跳ねっ返りとして現れてくるのが炎症。これがこの本が説明しているハウ炎症イマージの理屈です。

 

 

本論

 

さて、話を元に戻しますよ。

 

この炎症反応メカニズムを元にして、どのように炎症を回避するか。

 

ここでポイントとなるのが、"自然"です。

まあ考え方はシンプルですよね。昔と一番違うのが自然に触れる時間なので、そこを改善しようと。

 

「そんなんで炎症にならんで済むなら苦労せんわ!」

 

という声も聞こえてきそうですね(笑)確かに、炎症を完全に防ぐのは無理です。それこそ古代人の狩猟採集生活に戻らない限りは。でも、僕たちのこの生活の便利さも手放しがたい。なので現代の環境でも効果的に自然を取り入れることで、炎症を食い止めようというのがこの本の主旨なわけです。

 

 

で、最初の結論で言った観葉植物と壁紙作戦に戻ります。

 

もちろんこの本には自然以外の方策もめっちゃ色々書いてますよ。でも2回読んだ結果、「自然最強やな。自然だけでも取り入れたらこの本買ったかいはあるな」と思いました(笑)

 

(一応、この記事の最後に炎症を避ける自然以外の効果的な手段も載せておきますので、合わせてチェックしてみて下さい。)

 

では、具体的に自然にどんな効果があるか。いきましょう。

 

1,自然との触れ合いにより、人体の副交感神経は確実に活発化する。つまりリラックス、疲労回復に寄与する。(ダービー大学の研究)

 

2,観葉植物が身の回りにある人は、主観的ストレスが少なく、病気の回数が減り、仕事の生産性が高い。(ノルウェーで行われた実験)

 

3,植物は、ベンゼンやホルムアルデヒド等の大気中の有機化合物を吸い取るので、空気清浄作用がある。また、自然の大気に含まれる微生物が腸内環境を改善する。

 

などなど、本書のエピローグ曰く、「費用対効果としては最強クラス」

 

もちろん、先に述べた通り、具体的な数値として個人で効果を測ったり実感するのは難しいです。ただ、実際に取り入れてみて(部屋に観葉植物「ポトス」を置いています。週に1回水やるだけ、devil's ivy(枯らす方が難しい)と言われる初心者御用達プラント)、何より健康への意識を高めて自分なりに取り組めているな、という実感があり、プラシーボ効果も働いている気がします(笑)

 

また、いわゆる偽物の自然も、本物とほぼ同等の効果があるということで、僕はPCとスマホの壁紙にも自然を取り入れてみました。人によっては、達成したい目標だったり大事な予定のリマインドなどを入れているケースもあるので、ここは個人の判断で良いと思います。

 

 

おわりに(おまけ有)

 

というわけで、今回は『最高の体調』を読んで、一番大きな学びについてシェアしてみました。

 

これを書いてる現在、風邪が長引いてるのか気管支がやられているのか、長期間咳に悩まされておりますが、読者のあなたも健康を損なうと、頑張りたいことへのパフォーマンス、ひいてはQOLにも影響が出てくるので、基本の手洗いうがいから、しっかりと対策をしていきましょう。

 

読んでくれてありがとうございました!

シーユーアゲインバイバイ!

 

 

【おまけ】

炎症を避ける自然以外の代表的な方法

 

人間関係

(孤独だった人に1人友人ができただけで最大15年寿命が伸びる)

(あらゆる職業の人々を約80年間追跡調査した結果、人間の幸福にとって最も重要な要素は良い人間関係であることが分かった)

 

畏敬の念=なにか自分の理解を超えるような対象に触れた際にわきあがる、鳥肌が立つような感情

(畏敬へのアクセスのしやすさ第一位が自然、第三位が人。この場合の人はその人にとってのカリスマ的人物への崇拝の念だが、この情報もまた、上述の自然、及び人間が健康への鍵だとする説を補強する。)

 

 

PS.

 

今改めて本を開いてみると、炎症以外にも色々な現代病への対策が載っていました。(食事法、運動、不安への対策、腸内環境改善法、価値観の見直しなど)

 

特に「スマホの使用時間が長い人ほど不安が大きい」という問題については、この本に書いてない策で、めちゃ強いものを最近見つけました。別の記事で紹介します。

 

あと、このページもいいですね。現代と古代の生活ギャップを改めて認識しておきましょう。

 

↓現代の生活における、炎症のない原始的生活に比べて、〜すぎるもの

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語学学習者が続けるべき、たった1つの習慣

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

(毎回おんなじ冒頭だと良くないってマ?)

 

今回は、初の英語学習者としての記事になります。

 

大学入学以来コンスタント(?)に英語に触れてきて、今や英検1級やノー勉でTOEIC900オーバー程度の実力にはなったと自負していますが(ほんまかい)、とはいえまだまだわからないこともたくさんあります。

 

それでも日々進歩していくために、必要最低限までタスクをミニマム化した結果、残ったものが、今回紹介するシンプルな習慣なので、語学力を落としたくない人はもちろん、正直めんどいけど毎日ちょっとは語学やらんとなぁ、という人も参考になるはずです。

 

よろしくお願いします!

 

 

総論

 

まあ、若干大げさな出だしにはなりましたが、やる事は単純。

 

1. 朝起きたら洋書(もしくは今勉強している教材の英文、僕は洋書を勧めたいけど)を2,3ページ読む

 

2. 夜寝る時にベッドに入ってから、寝入る直前までPodcast(自分が興味を持って聴ける英語の音声ならなんでも可)を聴く

 

これだけです。

 

いやいやこれだけで英語伸びないっしょ!という声もあるかもしれませんが、ええ、知識的な側面ではほぼ伸びません(笑)

 

ただこれを続けるだけでも、ある側面で語学は飛躍的に"楽"になります。

 

 

語学力とは

 

・・・ちょっと根本的な話に入りましょうか。

 

これから「そもそも語学力って何だ?」ということについて考えていきたいんですが、これ、一見簡単そうで複雑な質問ですよね(笑)何だと思います?

 

例えばボキャブラリー?発音の良さ?スペリング?読む速さ?色々思いつくでしょうが、この質問に対しての僕の答えは、「知識」「慣れ」です。

 

「知識」は知っているかどうかで話が決まるもの、つまり知らないとどうにもならない類のもの。具体的には、単語、文法、イディオム、発音等ですね。

 

そして、もう一方の「慣れ」ですが、これは特にある程度の知識を入れた前提にはなりますが、リスニング力、リーディング力、ライティング力、スピーキング力のいわゆる4技能の巧拙は、ほぼ全てこれで決まります。

 

もっと言うと、スピーキング力は広義のリスニング力(聴いてわからなければ、喋れるわけがない)ですし、ライティング力はリーディングの量で決まる(脳内にどれだけ例文のサンプルがあるか、これは日本語でも同じですよね?)ので、「慣れ」とはほぼほぼ、受動的知覚(読んだり聴いたり)でどれだけ分かるか、特に、"楽しめるか"です。

 

 

"慣れ"はデカい

 

で、ここからが本日の要旨なわけですが、僕は、ある程度知識を入れたら(ここは目指すレベルにもよるんですが、文法は大学受験を通った人はざっと復習するだけでOK、英単語は正直初めに10000語以上どかっとインプットするのが一番速いですが、最悪これも受験のボキャブラリー+TOEIC単語集1冊とかでもいいです)、慣れに注力した方がいいよ、と言いたい。そして以下がその理由です。

 

 

・・・このトピックも単体で記事が書ける代物なのですが、僕には『言葉=音楽』だという持論があります。それは、(フォトリーディングとかは別にして)原則4技能のどれかを使って言語を運用する時、僕たちはその言語特有の音程運びとリズムから逃れられず、それを外せばたちまち違う言語に似た何かになってしまうからです(タモリの4カ国麻雀とか見たことある?あれこそ言語を音程とリズムで模倣してるでしょ)。実際、言語どころか方言が変われば音程もリズムも変わるので、言ってみれば別のジャンルの音楽になるわけです。

 

なので、習得したい言語があれば、その世界観にどっぷりと浸かり、自分自身にその音程のパターンとリズムを埋め込む、いうなればその音楽と同化する必要があるわけです。

 

例えば僕は関西出身なので、関西弁のイントネーションや構文リズムが生まれつき備わっているわけですが、英語(主にアメリカ英語)にも時間をかけて習熟してきた経験があるので、ある程度の音感があるわけです。(こういう書き方をしてるとリスニングの話みたいですが、これはもっと普遍的、包括的な言語理解の話です)

 

と、一言で言うのは簡単ですが、身体に新しい音楽をインストールするのって結構時間がかかる作業で、測ったわけではないですが、体感で数千時間は使っているイメージがあります。(僕が人生で時間を使ったジャンルトップ4が、歌、英語、見るのを含めゲーム実況、読書です。そしてこれを思うたび、読書はまだまだだなあと思う笑)

 

そのわりには、その"時間"を甘く見てる人が多い気がする。たまに、「日本人は中高6年間英語を勉強するのに全然英語ができない!」って言う人いますけど、中高6年間"しか"の間違いです。だいたい、週に5,6回授業受けて、それ以外の時間全部母国語を話してる1年を、"英語を1年やる"と表現することに無理がある。僕は大学受験の基礎をベースに2年で英検1級レベルになったので、「何年もやれ!」派ではないですが、結局その後も何ヶ月かに1回猛烈に英語がやりたくなって、生活のほぼ全てを英語漬けにするので、結果やっぱり数千時間やってます。

 

・・・結論。言語なんて慣れです。そして慣れ=量です。量一択。ただ、ネイティブではないので知識という補助は絶対に必要です。ただ、量が大事、量ファーストであることは肝に銘じてもらいたい。

 

 

量を確保するには?

 

「じゃあ明日1日12時間英語したろ!」(大げさ)

・・・違うんだよなあ。

 

知ってる人も多いと思いますが、語学学習では継続が命、いや違うなあ、"大前提"です。(これまで数ヵ月全く英語をしなかった期間が複数ある人並感)

 

これはなぜか?

 

知っての通り、脳が記憶の整理をするのは寝てる時です。この時にこれは要る情報、こっちはいらん情報、と仕分けするわけですね。この作業を1日1回必ずするわけですから、起きている時間のどっかで1回英語の回路を使っとかないと、脳が勝手に無駄な情報としてデリートしにかかるわけです(個人差あり。僕はスポーツでも語学でもこの種のブランクがあまりないです。定期テスト後の部活で無双してました笑)

 

ただ、逆に言えば短時間でも毎日その回路を使えば、「この情報めっちゃ使うやん!」と脳が判断し、記憶をどんどん強固に、回路を自動化しにかかるわけです。そのための継続、そのための習慣化。OK?

 

なので、1日何時間も英語をやる前に、毎日英語に触れる習慣を身につけることの方が優先順位が高く、かつ忙しい人でも取り入れられる方策なわけです。

 

・・・ただね・・・継続ってね・・・めちゃ難しいんですよ(泣)僕も上で書いた大学入学後の2年間は、毎日だいたい朝6時から8時に英単語を覚えるという、逆にアホなんちゃうか!?ってくらいの真面目さでやってましたが、今同じことをやれと言われたら堕鬼になります(唐突なコードヴェイン=ゲーム実況ネタ)。

 

で、色々考えた結果、継続の1つのテクニックである『スイッチ』を使うことにしました(習慣化と継続に関しては、それ単体で良い本があるので、またいずれ取り上げるかもしれません)。これはどういうものかと言うと、日常生活で普通にする行動をスイッチにして、習慣化したい行動をスタートさせる、というやつ。例えば、トイレに入ったらブログ書く、とか風呂入る前に筋トレする、とか。

 

まあ万能な方法ではなく、どっちにしろある程度の意志は必要になります。でも僕はスイッチx英語がハマった。上述のルーティンはずっと続いてます。コツはなるべく楽しんで取り組めるように工夫することですね。僕の場合だと、洋書もPodcastもその時読みたいor聴きたいもので、しかもなるべく簡単な、8,9割は分かるようなものだけを使います(あくまでも英語の回路を使うことが目的なので、内容の難しさは必要ない)。今だと、PodcastがYonaka Tea Time(別の記事で取り上げます)、洋書はハリー・ポッターと秘密の部屋(洋書で英語力養成及びボキャブラリー増強論は書くかどうか微妙です)。どっちも面白いし、内容がほとんど分かっているので続きます(秘密の部屋は和書も映画も見たし、夜中ティータイムは4,5周目)。

 

ちなみにきっかけはと言いますと、2019年の秋ごろかな、英語熱が再燃し、仕事以外英語一色(仕事もまあまあ英語使うけど)にしたんですが、やっぱり飽きがきた(僕の飽きっぽさは中々ひどいです。5分動画見て読書に移って、また5分で動画に戻ったと思ったら、別の本を読み始めます笑)。でも、今回はなんとなく、「このまままた0にしたらもったいねぇなあ」と思ったんですね。ただ、やっぱり飽きてるから時間が取れる時にやる気はなくて、しょうがないからベッドの時間の周りで習慣を構築しました(驚くほど上手くいった!!)。

 

もちろん、元々英語力を高めてたというのがデカいんですが、これだけで読むのも聴くのもいっそう向上しています。しかも嬉しいことに、やっぱり日常的に触れていると、その言語に対する興味自体も持続しますね(自分がうまくできるものは好きになる法則)。

 

 

というわけで、英語は量が大事だけどその前に毎日触れないと意味がない、そこをクリアするための方策として今回の習慣を紹介しました。

 

わざわざスクロールしてもらうのもアレなので、改めてコピペします。

 

1. 朝起きたら洋書(もしくは今勉強している教材の英文、僕は洋書を勧めたいけど)を2,3ページ読む

 

2. 夜寝る時にベッドに入ってから、寝入る直前までPodcast(自分が興味を持って聴ける英語の音声ならなんでも可)を聴く

 

やってみてね!

 

 

おわりに

 

今回の記事は、ちょっと脱線し過ぎて読みづらくなっててすみません。

 

いつも書く前に構成とかはいっさいしないです。「何々について、はい喋って!」ていう体でバーっと打ってるだけなので、こういう回が出てきます。

 

巷の書籍より、ツイッターの投稿みたいなしゃべってるような文体にしてるのもわざとです。やっぱりゲーム実況者なので、文章であろうがやってる事は喋りなんだ、という意識でいます。

 

もっと上手く書けるように、動画と同じくまずはたくさん作る、そこは徹底していきたい!(これだけ継続について言っておきながら、必ずブログを継続するとは言っていない笑)

 

今後もよろしくお願いします!

 

ありがとうございました!

 

 

アニメ・小説『オーバーロード』の面白さ

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

 

今回は、アニメ・小説の『オーバーロード』の面白さを語りたいと思います。別に最近知ったわけではないんですが、アニメの続きが待ちきれなくなって、小説の10巻を読み始めたところなので、改めてこの作品の魅力を記事にしてみようと思った次第であります。

 

というわけで、スタート!!

 

 

あらすじ

 

さて、早速話していきたいんですが、何から始めればいいかな(笑)あらすじとか、ネタバレしない程度に触れときますか。

 

この作品は、平たくいうと"異世界系"といわれるジャンルのファンタジーです。主人公の鈴木悟はふつーのサラリーマンなのですが、オンラインゲーム『ユグドラシル』ではいわゆるガチ勢で、最強とも言われるギルドを、仲間たちと共に作り上げていました。

 

ですが、ある日突然このゲームの閉鎖が決定。少数のギルド仲間と寂しく終わりを迎えようとしたわけですが、なんとその時が、彼の大いなる冒険の始まりだったのです・・・!!

 

というのも、終了したはずのゲームからなぜか出られなくなり、ただのゲームキャラだったしもべモンスター達が自立的に動きだし、彼を王として称え始めたのです。その時から、鈴木はこのギルド、いや魔導国の長、『アインズ・ウール・ゴウン』として、覇道を歩み始めるのでした・・・!!

 

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通称「アインズ様」

(画像引用元:オーバーロードIII公式サイト 他画像も同じ)

 

 

いかがでしょうか。一見ふつーの異世界系俺つえーライトノベルの導入とも取れるのですが、この作品の面白さはここからです。

 

鈴木は考えます(あえて鈴木と呼びます)。「この世界にも、俺と同じく現実世界からこっちに来たプレイヤーがいるかもしれない。このゲームは領土を拡大したり、味方のモンスターを増やしたり、レベル上げや装備の強化をして、他のプレイヤーを倒すことが目的のゲーム。だとしたら、こちらの意図を無視していきなり攻撃してきてもおかしくない。アインズ・ウール・ゴウンはアンデッド(!)だけど、こっちの世界で死んだら(HPが0になったら)どうなるかわからない・・・だったら、ものすごく慎重に立ち回って、絶対に生き残ってやる!!」(記憶だけどだいたいこんな感じ)

 

かくして、鈴木扮するアインズ・ウール・ゴウンの絶対的支配(ほんとはおっかなびっくり)が始まります。

 

 

おもしろポイント

 

まず、しもべモンスターはギルド全盛期に城を守らせていた超強力な異形種(人間ではない種族、常人が見たら腰を抜かすようなアンデッドやグロテスクなやつも多い)で、ものすごく頭が良い設定のキャラもいる。なので、智謀に長けるというイメージを崩さないように立ち回らなくてはならない(モンスター達はアインズ様並びに元ギルド民たちを、自分たちを生み出してくれた神として崇拝している)。しかし中身はふつーの営業マン鈴木悟なので、あんまり政治とかわからん。それを悟られたらまずいので、一生懸命考えて発言し、内心冷や汗を書いている(アンデッドなので顔には出ない)。その過程で、企業の重役とかもこんな気持ちなのかなぁとか、責任が違うから給料も違って当然だとか、急に現実的な気づきを入れてきてこの時点でだいぶ面白い。

 

さらに、このしもべモンスター達の中でも特別強い(1体で国が1つ全滅とか余裕)やつらがいて、階層守護者(オンラインゲームだった時代にギルドの根城だった要塞みたいなところで、1フロアごとに配置され他プレイヤーの侵略を阻んでいた、NPC最強格)というんですが、彼らがキャラ立ちすぎでハマります(笑)本の帯とかにイラストが載ってるんで見てほしいんですが、元々ネトゲ民が趣味でデザインしたモンスターなので、かわいいのも多いです。その中でも僕が好きなのはヴァンパイアのシャルティアと、悪魔のデミウルゴスですね。どんなキャラかはアニメか小説を確認してみてください。

 

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圧倒的戦闘力の吸血鬼「シャルティア・ブラッドフォールン」

 

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頭脳明晰な参謀「デミウルゴス」

 

さらにさらにアインズは、この世界に来ている人間がかつての仲間である可能性を考慮し、彼らを見つけるために、可能な限り魔導国の存在を知らしめると宣言します!そうすると、まずはこの世界のことを知らないといけないので、自ら人間界に降りていったりリザードマン(爬虫類族)の縄張りを侵略したりと大忙し!戦闘ではオンライン対戦で使用していたマジック・スペルを多用し、敵を虐殺。かと思えばこの世界にも帝国、法国、評議国など様々な国々があり、強いアイテムや伝説的な強者の存在はアインズ達でも苦戦するのではないかと思わされます。

 

ちなみに、人間サイドで好きなキャラはクレマンティーヌですね。アニメで悠木碧さんの演技を聴いた時は、素人目にも「ああ、この人全然レベル違うんだな」と感じさせられました!あと、ラナー王女も気になりますね。アニメと小説でちょっと受ける印象が違うような気がするんですけど、底知れぬ"ヤバさ"を感じます(笑)てか、あんま関係ないけど、ヤルダバオトっていうネーミングセンスやばくないか?(白目)

 

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左がクレマンティーヌ。ブッ飛んだ殺人鬼。

(画像引用元:漫画オーバーロード3巻)

 

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国を想う聖人(?)「ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ」(名前長っ!と思った人は小説へGO)

 

 

考察

 

良いと思った設定は、あくまでもオンラインゲームから出られなくなったので、お金を使ってモンスターを召喚したり、戦闘で魔法を使うとMPを消費したりというゲームシステム的側面が活きていること。そして、登場人物は皆その世界でリアルに生きているわけなので、彼らが個々に思うこと、例えば大国ならではの政治的な場面やモンスター達のアインズに対する忠誠心など、ナマの感情で世界が動いているという立体感ですね。その2つがクロスして、独自の面白さを発揮していると思います。一方で、鈴木がゲームから出られなくなった時に実験でモンスターの情報を1個書き換えたのですが、それがなかったらどんな物語だったのかなーとたまに思います(そっちのバージョンも見てみたかったけど、モンスターの人間性を強調する味付けとしてはナイスだったのかもしれません)。

 

ちなみに、鈴木鈴木といっておちょくってますが、アインズ、なんだかんだ表と裏の顔を使い分け、タクティカルな立ち回りを見せています(もちろん、階層守護者たちの助けも大きいけど)。アインズの目的が目的なので、どんどん話が大きくなっていきますが、今のところ「うまくやってんなー」という印象しかありません。(アインズの意図せぬところでうまくいくことも多いのですが、ゲームのキャラたちは純粋にスゲー・・・というリアクションなので、それがこの作品のお決まりの笑いでもあります)

 

読み進めていく上で楽しみなのは、この世界の国々や地理が明らかになっていって、どんどん登場人物が増え、「いつかアインズたちでもヤバい敵が出てくるんちゃうかな〜」と期待してしまう所です。比較的序盤でも、敵のアイテムのせいで仲間と戦わなければならなくなりましたし、ファンタジーゲームなので、この先も伝説のアイテムやドラゴンに苦戦させられるかもしれません。それこそ、同じく元現実世界のトッププレイヤーとかが現れたら、頂上決戦になりますね。できれば初見のストーリーはアニメで視覚的にも楽しみたかったのですが、気になって続きを読み始めてしまいました(笑)

 

ザ・ファンタジーの世界観と、統治者ならではの戦略シミュレーション的面白さ、ゲーム好きならわくわくしてしまうようなシステム設定と、人間、いや全ての生物の複雑な心理が絡み合うストーリー。オーバーロードは刺さる人にはとことん刺さる魅力があると思いますので、気になる人は、ぜひアニメ1期から見てみましょう!(今のところ3期まで)OP・ED曲もめちゃいいぞ!!

 

 

おわりに

 

というわけで、今回は『オーバーロード』について書いてみました。正直書こうと思えばいくらでも書けるけど、あんまり内容に触れすぎるのもどうかと思うので、このへんにしときます(笑)

 

アニメ・漫画をネタにし始めると、良いものがありすぎてキリがないという危惧もありますが、どんな作品が好きかという情報も実況者としての1つの自己開示かと思うので、また面白い作品があればネタにしますね!

 

というわけで、ありがとうございました!

 

 

 

 

【書評】自己啓発はこれ1冊でいい(Think Clearly)

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

 

今回は、俺的2019年ベスト1位の書籍、『Think Clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』について紹介していきます。

 

キャッチフレーズはずばり、「自己啓発はこれ1冊でいい」。よろしくお願いします!

 

 

書籍紹介

 

さて、早速どのような本か説明していきたいわけですが、正直具体的な内容はそれほど覚えていません(笑)

 

覚えていることは、著者が珍しくスイスかどっかヨーロッパの人で、心理学ストア派哲学、成功した投資家の言葉をベースにこの本を書いたこと。そして、僕にしては珍しく2回以上読み、かつこれからも折りに触れて読み返すことを決めている唯一の本であることくらいです。

 

ただそれだけでこの記事が終わってしまうのは面白くないので、僕が以前栞を入れていた(今気づいた!)特に良かった章について、細かく言及していこうと思います!

 

・・・てか今まさに久々に開いてざっと見てるだけでも、恐ろしく良い本だわ。マジで買った方が良いです、これは(笑)

 

 

 

第1の教え

 

『不要な心配ごとを避けよう』

 

この章はおそらく、ラストの引用文にシビれてブックマークしたに違いない(笑)

 

(「恒常的な不安感は慢性的なストレスにつながり、間違った決断をしやすくなるばかりか、病気になってしまうこともある。そして、寿命にまで影響を与える」という説明ののち)

 

マーク・トウェイン(アメリカの有名な作家、著書は『ハックルベリー・フィンの冒険』など)

「私はもう老人だ。これまでの人生ではいろいろな心配ごとを抱えていたが、そのほとんどは現実にはまったく起こらなかった

 

 

第2の教え

 

『「精神的な砦」を持とう』

 

この章では、つらい状況を乗り切るための4つのアドバイスについて書かれているのですが、とりわけ4つめの「あなたの思考や、思考の道具(この本における人生のアドバイス)や、不運や損失や状況の悪化に対する精神的な対処法だけは、誰もあなたから取り上げられない」=『精神的な砦』という考え方がとても気に入りました。

 

その前に書いてあるアドバイスで、「あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、すべては永遠でないと理解しておくこと」と釘を刺されていることで、

 

その後のまとめにおける「幸せはあなたの『精神的な砦』の内側にある。ポルシェのコレクションに精を出して物質的な充実を図るより、砦の内側を充実させよう」という一節が、とても意義深く感じられます。

 

僕たちは資本主義社会の中で、どうしても成功に目を向けてしまいがちですが、全ては考え方次第であり、自分がとても恵まれていることに感謝することや、決して失われることのない知識や経験の存在に気づき安心感を得ることも、大事なことなんじゃないかと思います。

 

 

第3の教え

 

『注意の向け方を変えよう』

 

この章は前章とうってかわって純粋にハウトゥー成功です(笑)

 

ビル・ゲイツが大富豪が集まる食事会において、人々にこう問いかけます。「あなたたちが今の成功を手にできた一番の要因は何ですか?」そこでウォーレン・バフェットが「『フォーカス』だね」と即答。ゲイツもその答えに同意する。これは、人生において、どこに注意を向けるかが極めて重要だという示唆でした。

 

そこから、時間とお金は既に大切な資産だと認知されているが、実は注意が現代における最も重要な資源だと指摘され、「注意の向け方を間違えない5つのポイント」が紹介されます。

 

ここで特に面白かったのが、無遠慮に飛び込んでくる情報は精神的な暴力だ、というメタファー。それに対抗するには、文字や計算を身につけたように意識的に、注意の向け方をトレーニングしなければならないという話でした。

 

確かに、インターネット上だけでなく街を歩いていても、テレビを見ていても、望む望まぬに関わらず様々な情報に晒される現代人。それらが我々の注意を逸らすことで利益を得ようとしているのなら、身を守る術を身につけなければなりません。

 

初めは"選択と集中"の話かな?と思ったのですが、他ではお目にかかれない知見に溢れた章でした。

 

 

第4の教え

 

『内なる成功を目指そう』

 

この本のラストにして一番好きな章です。

 

まずここでは、物質的な成功の定義は時代によって変わり、またそれを手に入れられるかどうかは100%偶然によって決まると説きます(それを裏付ける論説がそれ以前の章にありました)。

 

それを前提にして、真の成功とは、内なる成功、つまり心の充実や平静さを手に入れることだと述べ、その理由として、物質的な成功を目指している人も、結局心の満足を求めてそうしていると主張します。

 

そして、そのために出来ることとして、自分が影響を及ぼせることだけに意識を集中させ、そうでないものは意識から切り離しておこうと提案されるのです。

 

僕自身はずっと、それこそ実況やその他のやりたいことで結果が出ない限りは、幸せではないというような見方をしていた時もあったのですが、この本を読んだり、時間により思考が深化し考え方の変化が起きたことで、この内なる成功を目指すような生き方に変わりつつあると思っています。

 

もちろん今でも物質的というか、やりたいことで結果を出すことも目指していますが、うまくいったから楽しい、満足だ、ではなく、楽しいから、ハマってるからエキサイティングだし、うまくいくという順序で考える事は、常に意識しています。

 

 

おわりに

 

というわけで、今回は『Think Clearly』から興味深い箇所を抜粋して記事を書いてみました。

 

よく言われていることですが、読書をすることで、人は「巨人の肩に乗る」ことが出来るようになります(過去の優れた書き手の助けを借りることで、本来の自分の視野よりずっと遠くの物事まで見通せるようになるという比喩)。

 

特に、本書のような傑作に出会えた時は文字通り見えている世界が変わっていく実感があり、それも読書の醍醐味の1つだと思います。

 

ということで、あまり読書をしないという方も、ぜひ本を読む生活をしましょう!(笑)

 

読んでくれてありがとうございました!

【書評】成功戦略としての愛(1兆ドルコーチ)

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

 

今回も本の紹介をしていきたいと思います。

 

またビジネス本で、しかもグーグルやアップル関連。少しジャンルの偏りが見られますね(笑)

 

でも、1つの気づきとして面白いものがあったので書かせて下さい!

 

 

書籍紹介

 

今回の本は『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』。グーグル共同創業者かつ元CEOのエリック・シュミットを筆頭に、チーム体制で書かれました。ちなみにこのチームは以前にも『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』という本を上梓していますね。(僕は読んだことない)

 

 

 

 

エリック・シュミットは、僕も大好きなアメリカの有名ITドラマ『シリコン・バレー』(下記リンク有)の第1話で、テック界の大物として一瞬だけ登場するくらい有名です。まあ、あのグーグルのトップ(今は会長)だからね(笑)また、チーム内にはグーグルの副社長とディレクターも在籍。言うなれば、グーグルの上層部総出の一作なわけです。

 

[https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%EF%BC%9A%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B31-%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88/dp/B077TGH2GM]

 

で、『1兆ドルコーチ』って誰のこと?という話ですが、これはエリック・シュミットだけでなく、今テック界、ビジネス界で活躍する多くの方がお世話になったという伝説のビジネス・コーチ『ビル・キャンベル』のことです(故人)。

 

スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者・元CEO)をはじめとし、シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)、スーザン・ウォジスキ(ユーチューブCEO)など、名だたるメンバーが教えを乞い、成功に役立てています。

 

特に印象を受けたのは、超優秀なビジネスパーソンが、「ビルならどうするか?ビルなら何と言うか?」と考えながら仕事をしているという事実です。表題の1兆ドルも、ビルが実際に与えた経済価値をフラットに計算してみると、全然足りないと目されています(瞠目)。

 

 

内容・考察

 

・・・このように書くと、何やら凄腕のビジネスパーソンちっくな印象を受けると思うんですが、読んでみるとビルの中身は正反対でした。言うなれば、『口は悪いけど愛のある、そして"チーム"を大切にすることを教えてくれる、かっこいいおじさん』という人物像。とりわけ"愛"という項目がこの本の最後に出てきた最も大きなキーワードで、理屈では表せない懐の広さを思わされる人物評伝でした。

 

 

ビルが類まれな人物になることができたのは、その特殊な経歴も一役買っていると思います。というのも、彼は元々カレッジフットボールの選手で、引退後コーチに就任し数年間指導に従事、それからビジネス界に入ったのです。彼が良いフットボールチームを作ろうとした努力が、企業で社員同士が「気持ちよく力を合わせられる状況」を作るのに役立ったというわけですね。スティーブ・ジョブズのいう、『点と点が繋がる』という現象の良い例です。

 

細かいテクニックというか、大まかな指針みたいなものもたくさん書かれていますが、究極的に彼の凄いところは、人間への底知れぬ愛を秘めていたこと。これは実際に読んでみないと体感するのは難しいかもしれません。ぜひ読んでみて下さい。

 

(金銭は少し別の話かもしれませんが、一応付け加えておくと、ビルはコーチングの報酬を要求せず、どうしてもと言われて受け取った大金をそのまま全て慈善団体に寄付したそうです。また、お金ではなく、他者に貢献できるかどうかで仕事を判断するという明確な価値基準を持っていました。これも生き様としてかっこいいですね。)

 

愛の話に戻ると、僕自身、愛とか生優しい思想だ!とか、キリスト教的だ!とか言って、内心おそらく本質的な示唆が含まれているような予感はあったのですが、意図的に導入してこなかった考え方でした。(年をとって人間が丸くなると、こういう事を言い出すのかな、とか思ってました苦笑)

 

でも、違うのかなと。僕が『ミレニアム世代の憂鬱』(僕が作った言葉(?)です、他の記事で説明します。平たく言えば、ミレニアム世代の(特に教育熱心な家庭の)子供は、他人より秀でたり社会で成功する事に固執し、目の前のことを純粋に楽しめなくなる傾向にあること)に犯されて、人を信じられなくなっていただけなのかなと。

 

書籍『FACTFULLNESS』ではないですが、世界はどんどん良くなっているので、ここらで皆が原点回帰して"愛"に着目する時代が来てもいいんじゃないかと感じています。(最近読んだ、『ハート・ドリブン』にもそういう記述がありました)

 

個人的には、その社会の平均的な人間性(昔は大人が、他人の子供でも平気でどなりつけたり叩いたりしていた、今日は全体的に"良い人"が増えた(体感だけど)など)は世界のクオリティ(清潔か、安全か、豊かか、など)にある程度比例すると思っています。恵まれているからこそ、最終的に自己実現が求められ出した現代において、"愛のあるチーム"としてチャレンジしていくのが、本質に沿った戦略なのかも。

 

 

おわりに

 

ということで、キリの良い年号にきましたし、「2020以降は愛の時代!」として無理やり締めくくりましょう(笑)

 

なんにせよ、人の幸福を願える人が増えたら、もっと楽しい社会が生まれそうです!

 

そうなるといいですね!

 

読んでくれてありがとうございました!

 

 

【書評】自分を知り、自分を育てる(insightとティム・クック)

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

 

今回は、僕の生活の常に一定部分を占める、読書という趣味からトピックを選びました。

 

題して、『自分を知り、自分を育てる』。出典はビジネス本ですが、現代社会を生きているどんな人にも資する内容になると思います。よろしくお願いします。

 

 

書籍紹介

 

ということで、まずは今回の表題の前半部分、『自分を知る』について、有用な本を紹介します。

 

その名も『insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力』

 

 

 

 

まだ半分くらいしか読めていませんが、めちゃくちゃタメになっているので、ぜひ読んでみて下さい。まずは内容をざっと紹介します。

 

 

内容・考察

 

この本では、まず現代において、"自分を正しく認識できていない人"があまりに多く、その事がより良い人生を送る妨げになっていると説きます。そしてとりわけ、"自身のことを他人より甘く評価してしまう人間"が多く、自己評価と実際の自分の乖離が大きい人ほどなぜかうまくいっていない、と分析しています。

 

理由は様々あるのでしょうが(多分書いてたけど忘れた)、インターネットおよびSNSの普及、そして多様な働き方が容認されつつあることで、個人に着目しがちな今だからこそ、その"私"を誤って認識してしまうデメリットは計り知れないと思います。(出版物や新聞などの読み物における"自分"を指す言葉の利用頻度も、一昔前と比べて驚くほど増えているようです)

 

そこで著者は、いかにして自己評価と実際の自分のギャップを減らしていくのか、様々な手法を紹介していきます。

 

 

・・・だいたいこんな感じの本なのですが、半分くらい読んでみて、正直まだ、これだ!という良い自己認識改善法は見つかっていません。具体的な評価項目は能力、容姿、人柄など様々あるでしょうが、これを機会に自分がどう見えているか、身近な人にフィードバックをもらってみるのも良いかもしれません。

 

 

ちなみに今のところ、以下の質問を自分をよく知る人にぶつけてみるという手法が、シンプルで良いと思いました。(ちなみに質問をするに適する人を見つけるのは、結構な関門です。自分に親しく、かつある程度遠慮なく、的確な意見が述べられないといけないので)

 

【自分を知るための質問】

1. 今はしていないが始めるべきことは何か

2. うまくいっておらず、やめるべきものはなにか

3. 成功に向け、続けていくべきことは何か

 

ワタクシあにーについて、この質問をオットー博士に聞いてみると、

 

1. 単発動画や短い動画シリーズの収録

2. 外食ばかりの食生活(をやめるべき、because健康面への配慮をすべき)

3. ゲーム実況、ブログ

 

という返答をもらえました。

 

特に1番の質問(今はしていないが始めるべきこと)についての答え、「実況収録」については興味深く思っていて、僕自身は新しい環境に移るまでしばらくの間は収録をお休みして、編集に専念しようかなと思っていたのですが、博士は、長いシリーズだと中途半端になるかもしれないが短いゲームや単発動画を録るには今が良い機会だ、と捉えているようです。

 

というわけで、今度2人実況の新しいシリーズを録ってみようと思います。ただ、最近生放送という選択肢が増えたので、動画と生をどう使い分けるか迷っています。特に2人実況は判断が難しい・・・(笑)(それに関してはまた違う記事で触れようかな)

 

 

書籍紹介2

 

さて、ここまでは『自分を知る』ということについて書いてきましたが、ここからは表題後半の『自分を育てる』ということについて見ていこうと思います。

 

そこで取り上げていきたいのが、この記事で紹介するもう1冊の本、『ティム・クック アップルをさらなる高みに押し上げた天才』です。

 

 

 

タイトル通り、ティム・クックとはあのスティーブ・ジョブズの後任としてアップルのCEOに就いた凄腕経営者。彼が引き継いでからのアップルは、ジョブズの時代と同等か、それ以上の価値を生み出しています。

 

そんな彼についての本を読んでいると、今読んでいる『insight』で言われている"自己認識力"に秀でた人材の良いサンプルだと気づき、掘り下げていくことにしました。

 

 

内容・考察

 

ティム・クックがアップルを引き継いだ時、世間は大変厳しい見方をしていました。それもそのはず、前任のスティーブ・ジョブズは知る人ぞ知るテック界、ビジネス界のスーパースター。圧倒的カリスマ性と華々しいヒストリー、製品への恐るべきこだわりを持ち、世界中の人々が彼の製品を心待ちにしていました。初代iPhoneのプレゼンやスタンフォード大学でのスピーチは伝説と言っても良いでしょう。(元意識高い系らしく大学時代にしっかりハマり笑、ウォルター・アイザックソン著の伝記を読んだり、彼の大学時代からアップル復帰までを描いた映画を観たりしました)

 

そんなジョブズが闘病の末他界し、右腕だったクックにCEOの座が明け渡されたわけですが、彼の地味で堅実なイメージはジョブズとは正反対で、「本当に大丈夫なのか?」と内外から憂慮されていました。

 

しかしクックもあのジョブズが認めた人材。彼の凄いところは、ジョブズを心から尊敬すると同時に自分の能力やスタイルを見極め、早い段階で「自分はジョブズにはなれないし、なる必要もない」と悟ったところです。

 

クックの強みは、アップルで働く以前からキャリアを通して磨き続けてきたオペレーション能力。経営の基本である"選択と集中"の意思決定をする、企業のブレーンとして非常に優秀です。

 

そこで、彼はジョブズのような破天荒な物言いや、スタッフへの理不尽なまでの追及を避け、厳格でしっかりとした王道のCEO像を見せ、傾いたアップルを建て直しました。

 

 

また、クックの自己を冷静に分析する能力は、トップとして良い意味で個性的であることにも寄与しています。というのもクックは、アメリカでも比較的差別の激しい地域の出身で、個人的にそのような問題を根絶したいという意思があり、アップルでの人材選びにそのようなバイアスがかかることを強く拒んだのです。また、ジョブズ時代には全く為されなかった慈善活動にも精を出し、アップルのイメージアップに貢献しています。

 

もしクックがCEOになった時、自己を見誤りジョブズと同じようなリーダーになろうとしたならば、今日のアップルはなかったか、少なくともクックがCEOとして長く活躍することはなかったでしょう。

 

正しい自己認識から適切な戦略を取る、いわば自己プロデュース能力の必要性が、良くわかる事例だと思います。

 

もちろん我々のような庶民が参考にするには、クックは優秀すぎるサンプルであることは重々理解しています。それでも、彼のエピソードを知り、自分自身を振り返って、自分のタイプと全く異なるロールモデルを憧れだけで選んでいないか、なりたい像に固執してしまうことで自分の個性を潰してはいないか、などと内省することで、今後の身の振り方を決める際に役立つかもしれません。

 

僕自身にも少し心当たりがあって、例えば、実は昔から歌がすごく好きで、めちゃくちゃ練習してきた思い出があるのですが、やっぱり自分の声質を客観的に判断して良い所を伸ばす、というよりは、自分が聴いて好きな声になれるように、闇雲に好きな歌声のアーティストを真似していた記憶があります。もちろんそれはそれで学ぶこともたくさんあったのですが、当時この教えを知っていたら、もう少し違うアプローチも出来たように思えます。

 

また、ゲーム実況者として自分をプロデュースする際にも、今は「この人めっちゃ面白い!この人みたいに喋りたいな!」という動機で憧れの対象を研究する、というよりも「このコンビの関係性とか個人の人間性って俺と博士の感じと似てるな(自己認識が先)・・・この人たちのエンタメのシステムを理解すれば、俺らの実況に活かせるかも!(insightを踏まえて成長戦略を練る)」みたいな感じで分析するようになりました。(このコンビは、売れてる芸人さんなんですが、また別の記事で取り上げようかなと思います。僕より博士がめっちゃ好きなんですけどね笑)

 

 

終わりに

 

ということで、今回は『自分を知り、自分を育てる』というテーマで2冊の本を紹介しました。

 

これから先、この2冊を読み進めていくことで、新たな知見(特に具体的な自己認識力の鍛え方)に出会えれば、この記事を改訂し、より深く考えていこうと思っています。(それか別の記事を書いてリンクを貼るか)

 

なんにせよ、読んでくださりありがとうございました!

 

PS.自己認識が大事といっても、あまり自分、自分と視野狭窄に陥らないようにしたいですね(笑)